G1海洋環境・水産フォーラムは昨晩、大盛況のうちに閉幕することができました。
ご参加頂いた全ての皆さまに感謝申し上げます。
本フォーラムは、G1らしく完全招待制でした。漁業関係者、市場の関係者、加工流通関係者、学者、メディア、NPO・NGO、大臣を含む政治家、首長、農林水産次官など行政のトップやシェフなど海洋関係者が79名、G1サミットの有識者が33名の合計112名が参加しました。
河野外務大臣の「漁業法改正案が70年ぶりに国会に提出される。政府も全面的に支援する。」という力強いご挨拶で幕を開けました。そして菅官房長官の「農林水産業の成長産業化を推進する。本年林業改革を実行し、次はいよいよ水産業だ。」というメッセージに、会場全体が期待と緊張に包まれました。
3つの全体会を通し、「日本の水産業の未来」「トレーサビリティの実現」「海洋環境・海洋プラスチック問題」について多角的に議論しました。続くワークショップでは、12グループに分かれて、ご参加者全員で「日本の海洋環境・水産改革に向けた具体的行動」について、本音で熱く議論しました。続く全体会では、各グループから1分間で討議内容を発表頂きました。様々な立場のご参加者が一堂に会し、お一人お一人から意欲的な力強い行動宣言が生まれ、今後の漁業・水産業が変わる節目の一日になったものと確信しています。
1人では変えられなくても、仲間がいれば変えられる。「日本を良くする」という志で繋がるG1の仲間が、今後の日本の海洋環境・水産業を変える原動力になる。アフターティーパーティで皆様と歓談した際に、それを強く信じるに至りました。