【1】イベント
・第8回G1グローバル開催報告(10月14日)
※写真は第1部全体会の様子。左から竹中平蔵さん、水野弘道さん、ジェーン・ハーマンさん、船橋洋一さん
※写真はボードメンバーの皆様
※写真はランチワークショップの様子
第8回G1 Global Conferenceは盛会のうちに幕を閉じました。世界中から集まった約180名の参加者が、”Connecting a Fractured World”をテーマに熱く議論し、学びを深めました。 第1部全体会では、戦後続いた自由主義の秩序が崩れ、国際社会の分断が深まるなか、日本はどのような役割を担っていくべきかを、活発に議論しました。計12の分科会では、政治、経済、テクノロジー、文化等多岐にわたる分野で、分断された世界を繋ぐ方法論について意見交換しました。また、ほぼすべてのセッションにおいて、テクノロジー進化の功罪に焦点が当てられ、テクノロジーが社会にもたらすインパクトの大きさと、有効に活用する重要性が改めて確認されました。 懇親会は、東京オリンピック・パラリンピック招致の立役者、Martin Newmanさんの “Omotenashi is G1”の言葉で始まり、日本の祭りをテーマに、獺祭や屋台フードを堪能しながら、和太鼓パフォーマンスで盛り上がりました。 分断された国際社会において、日本はあらゆる分野でスタビライザーとして、制度構築の担い手としてイニシアティブを取っていく必要があります。世界から多様な知見を持ち寄り、学びを深め、発信し続けていけば、日本はその役割を十分全うできると確信しました。G1グローバルは今後も進化し続けていきます。来年は、9月16日(月・祝)に開催します。皆さんのご参加をお待ちしています(^^)/
【2】シンクタンク
1)G1政策研究所会合開催報告(10月4日)及び「100の行動2.0」執筆者募集
※写真は10月4日(木)の会合にご参加のG1政策研究所の皆様
G1政策研究所は9月以降、毎月1度開催し、「100の行動2.0」を書き進めています。経済政策、防衛、外交、知財、子ども、NPO、フィンテック、金融政策等々、アップデートされた「100の行動2.0」をG1政策研究所の各メンバーが担当して執筆を進めます。 「100の行動2.0」では、執筆者をG1政策研究所メンバーに限定することなく、全てのG1メンバーと一緒に作成したいと思っています。既にアップデートされている行動もありますが、皆さんが「書きたい」と思う行動を自由に執筆してもらうことを考えていますので、「我こそは!」という方は是非手を挙げてください! http://100koudou.com/ みんなで、日本を良くしていきましょう。(^^)/
2)G1フィンテック研究会開催報告(10月5日)
※写真は10月5日(金)の会合にご参加のG1フィンテック研究会の皆様
5日(金)は、G1フィンテック研究会の第5回勉強会でした。今回のテーマは、「決済」です。ペイペイとメルペイの話をヤフー小澤さんとメルカリ青柳さんから伺いました。社会を便利にすべく、日本のキャッシュレス化推進を応援し続けたいと思います。
3)G1海洋環境研究会開催報告(10月18日)
※写真は10月18日(木)の会合にご参加のG1海洋環境研究会の皆様
11月4日 (日)の「G1海洋環境・水産フォーラム」に向けて、河野外務大臣等、続々とご登壇者が決まり、プログラムが固まってきました。日本における持続可能な水産業のあるべき姿、いま取るべきアクションとは何か。当日は、「トレーサビリティ」「海洋環境問題」等のセッションに加え、ご参加者全員で「日本の海洋環境・水産で行うべき行動」について議論します。
【G1海洋環境・水産フォーラム】
4)G1テクノロジー研究所会合(10月19日)
※写真は10月19日(金)の会合で発表される日立製作所の矢野さん
19日(金)のG1テクノロジー研究所のスピーカーは日立の矢野和男さんと理研の高橋政代さんでした。AI、iPS、再生医療、ロボット、宇宙など幅広いテクノロジー分野で日本が世界の最先端を走るための方法論を議論しました。テクノロジーによって人間のハピネスを追及する方策、そして変化の激しい現代では、ルールよりアウトカム思考が大事だという議論でした。G1シンクタンクではいつも大きな学びがあります。
【3】「部会・イニシアティブ」活動報告・他
1)G1ソーシャル部会開催報告(兼KIBOW理事・評議員会)(9月27日)
※写真は9月27日(木)の会合に参加されたG1ソーシャル部会、KIBOW理事・評議員の皆様
9月27日(木)は、G1ソーシャル部会兼KIBOW理事・評議員会でした。半期に一度集い、社会的インパクト投資を通じて地域創生のモデルケースを作りつつあるKIBOWの活動方針について議論しています。加えて今回は、G1メンバーの行動によって多くのイニシアティブが生まれているため、G1イニシアティブを「活動中」「安定継続中」「終了(exit)」に分けることについても議論、第11回G1サミットで取り上げるべきテーマや「100の行動2.0」についても議論を行いました。みんなで日本を良くするために行動します!
2)イニシアティブ「水戸ど真ん中再生プロジェクト」活動報告
※写真は10月19日(金)に行われたM−WORKのオープニングパーティに参加された皆様
※写真は10月21日(日)に行われた茨城県主催の講演会に登壇するマイケル・ソントン博士
※写真は10月21日(日)に行われた茨城県主催の講演会で挨拶をする堀
G1イニシアティブである「水戸ど真ん中再生プロジェクト(M-PRO)」のアイデアがどんどん具現化されています。 水戸駅から伸びる銀杏坂のビルを改装してコワーキングスペース「M-WORK」を作り、10月19日(金)にオープニングパーティを開催しました。1階にはバイロンベイカフェが入り、お洒落です。ここから起業家を多数輩出し、水戸を活性化します! さらにプロジェクト第5弾のM-HISTORYも着実に進んでいます。ハーバード出身の歴史学者マイケル・ソントン博士が、「Mito and the Making of Modern Japan」というタイトルで英語で執筆し、世界に発信します。ソントン博士による講演を10月21日(日)に水戸市、22日(月)にグロービス東京校で開催しました。水戸市で開催した茨城県主催の講演会には、200名もの方が集まりました。 なお、英語の執筆は全てボランティアです。執筆だけで500万円かかります。G1メンバーの米良さんにご協力いただき、Readyforで支援を募集しています。既に250名程の方々から350万円強集まっています。G1メンバーの皆様からもご寄附を頂けるととてもありがたいです。11月8日(木)までです。 https://readyfor.jp/projects/mitom-history/
3)イニシアティブ「アスリートソサエティ」よりお知らせ
・ネパールマラソン代表候補選手の福島県田村市での事前合宿のコーディネートを行いました。 10月17日から8日間、田村市陸上競技場を拠点に、ネパールマラソン代表候補選手による日本での強化合宿が初めて行われました。当団体からは、北京五輪女子マラソン日本代表の中村友梨香さんがコーチとして参加しました。合宿ではトレーニングはもちろん、ロードレース大会への出場、小中学校への訪問や高校生たちとの合同練習など、田村市の方々とネパールアスリートとの、スポーツを通じた多くの交流を持つことができました。詳細はこちらをご覧ください。(為末大氏) http://www.athletesociety.org/information/nepal-tamura2018/ 担当者連絡先:一般社団法人アスリートソサエティ事務局 荒川arakawa@athletesociety.org
最後に、今後のイベントスケジュールのご共有です(招待対象者はイベントによって異なります)。